劇団宝船とは何なのか?  
劇団宝船は、ギャグで作った架空の劇団が出発点であった。
猫のホテルプレゼンツ「座長祭り2003」という公演があり、様々な劇団の座長さんが出演することになっていた。座長でも無い私は、オファーを頂き驚いたが、猫のホテル座長の千葉雅子さんに「座長の振りをして頂ければいいので」と言われ、架空の劇団の座長という設定で出演することに。
千葉さんから、「浅香光代みたいな女座長の劇団ということでお願いします。劇団名は女剣劇とか酒ってイメージがいいですね」と言われ、「劇団宝船」と名付けた。
もちろんメンバーは誰もいない。だが、公演中ずっと「新井座長」と、呼ばれ続け、満更でも無い気分になっていた。
そして、公演が終わった。
 
翌日、ある女優さんから、一通のメール。
「私達の劇団が解散することになって、押さえていた小屋が空いてしまいました。肩代わりして公演してくれる劇団を探しています。心当たりないでしょうか?」
 
運命だと思った。
私は、劇団宝船を旗揚げした。
 
旗揚げに当たって、多いに助けてくれたハイレグジーザス時代の盟友、野村朋子嬢を心の副座長、旗揚げ公演「嗚呼、お前もか・・・」で、ヒロインを務めた高木珠里嬢を看板女優として、活動を始める。
野村朋子嬢はその後、地球環境を守る為に海外へ留学。
現在は、オーストラリアでワニと格闘したり、草原を燃やしたり、鳥の数を数えたりしているため、第3回公演以降不在であるが、心の副座長の地位は不動。
 
実際の公演は女剣劇や時代劇ではなく、おもに現代の恋愛模様である場合が多い。恋愛の美しさ、素晴らしさを描いている作品は世の中に沢山あるため、醜さや滑稽さ、どうしようもさなの中に浮かび上がるドラマを描く事が多い。恋愛ホラーコメディーというジャンルを開拓中。
今後は益々精力的に活動していこうと思っている。

 
座長 新井友香


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